屋久杉｜yakusugi 買取

屋久杉とは屋久島の標高500mを越える山地に自生している杉を屋久杉と呼んでいます。
杉は300年余りが平均的な寿命といわれていますが、屋久杉では2000年を超える巨木がみられます。
年間4,000mmから10,000mmもの多雨に恵まれている屋久島の特殊な自然環境と、屋久杉の樹脂の特性が起因しています。
屋久島の土台は花崗岩で栄養分が少なく、杉の生長が他の地域に比べ遅くなります。
すると、年輪の幅が緻密になり材は硬くなります。そうなることで樹脂道に普通の杉の約6倍ともいわれる樹脂がたまります。
この樹脂には防腐・抗菌・防虫効果があるため、屋久杉は長い年月の間不朽せずに生き続けられるのです。
また、硬質・防腐・抗菌・防虫などの特性をもつ屋久杉は古くから珍重され、屋久杉の平木がそのまま通貨になった時代もありました。
地元屋久島では樹齢千年を超える老樹を「屋久杉」といい 、その木目の精緻さ、色艶の良さは他と一線を画します。
屋久杉は、1993年12月、日本初の世界自然遺産として世界遺産条約に基づき、
世界遺産リストに登録された屋久島に生息し、現在では貴重な木製資材です。