フクラ｜FUKLA 買取

ドイツ発祥のブランド、日本を代表する家具メーカー【HUKLA/フクラ】社。
1973年にドイツの技術と日本のウレタンメーカーのパイオニアであるイノアックコーポレーションの合併でスタート。
フクラはドイツのヒューゴ＝クラウスナー（Hugo Klaussner）が興したメーカーで、彼の名前がブランド名の由来です。
イノアックコーポレーションは日本のウレタンメーカーのパイオニアで、イノアックのウレタンは家具はもちろん、
自動車、住宅建材、生活用品全般に至るまで様々な製品に使われており、そういったウレタンのノウハウが製品に活かされています。
心地よい寛ぎと安らぎに重要なクッション性はイノアックのノウハウを十二分に活用。
ソファ、ベッドの工場ラインはドイツ・フクラ社に学び、「機能美だけでなく、美しさとクオリティーを満たし、その国、その時代にフィットした家具作り」を進めています。
創業当時はドイツ・フクラのライセンス生産という形で、ドイツ・フクラと基本的には同じ製品を扱っていたのですが、
設立から5年後くらいから日本独自の商品を開発するようになり、現在ではすべて日本オリジナルの商品となっています。
当時の日本は応接セットとしてソファーを購入する傾向が強くありました。
家の中でも土足で過ごし、休憩する場所としてソファーを使うヨーロッパとは、そもそもソファーに対して求められるものが違ったのです。
そのような事情もあって設立当初は売上が芳しくなく、創業者のヒューゴ＝クラウスナーから、”WOHNKULTUR（ヴォーンクルトゥア）”という助言を受けました。
これは「家具は、生活文化」という意味で、フクラ社の基本理念となります。
「その地域によって家具に求められるものは違うのだから、　日本では日本人に合った家具をお作りなさい。」ということば。
その後、現在に至るまで、椅子作りのノウハウはドイツ仕込みながら、日本人の生活習慣や好みに合わせてソファーを作りに邁進。
こうした経緯から日本フクラのソファーは「ドイツ生まれの日本育ち」のソファーと言われています。
ベストクオリティを支えるのは、先進の技術と設備。
南濃工場には、CAD・CAMシステム搭載の布地オートカッターやモールド発砲ラインを導入しています。
ファブリックオーダーメイドシステムを円滑に進めるためにこのオートカッターはフル稼働。
ユーザーごとのご要望にきめ細かく対応してくれます。
モールドウレタン工法は、設立当初、国産第 1 号モデルの「エムデン」から採用。
ドイツの技術と日本のウレタンとの融合が立証されているソファ作りの原点ともいえます。
そして、エムデン発表から30数年後の2006年、大型モールドボディを起用した「ヴァリアント」が誕生。
モールドウレタンだから可能なラインが美しい凛とした次世代ソファとして輝いています。
そして品質の証として国際規格 ISO 9001 ISO14001のダブル取得によってフクラの家具は国際レベルでも認められている事を証明しています。
確かな品質と支える技術力。
シンプルで幅広い年齢層に愛されるデザイン。
ファブリックや機能性の豊富さ、特注製品への様々なニーズへの柔軟な対応力。
そしてユーザーと同じ視線、感覚で暮らしに役立つインテリアを提供する提案力。
「ヴォーンクルトゥア・・・・家具は生活文化」をコンセプトに家具作りに取り組み、ソファ専門ブランドとしてインテリア先進国ドイツのソファを日本に広めた老舗メーカーです。